薬院駅徒歩8分、平尾駅徒歩7分パーソナルジム代表が解説する栄養学ミネラルとは
こんにちは!
平尾1丁目、薬院駅徒歩8分のところでタイ式整体&パーソナルジム代表トレーナーをしております山路達也です。
パーフェクト栄養学もいよいよ大詰め
今回からはミネラルに入っていきます。
ミネラルは、人体の正常な機能を維持するために必要な無機物質で、約20種類が人体にとって必須とされています。これらは、骨の形成、神経伝達、筋肉の収縮、酵素の活性化など、さまざまな生理機能に関与しています。ミネラルが不足すると、鉄欠乏性貧血やカルシウム不足による骨粗鬆症など、さまざまな健康問題が発生する可能性があります。
その一方で過剰摂取は、腎臓や肝臓への負担を増大させたり、毒性を引き起こす可能性があります。
しかし現代の食生活ではミネラルは不足する傾向の方が圧倒的に多いです。
平尾1丁目薬院駅徒歩8分パーソナルジムオーナー解説するミネラルカルシウム
カルシウムは人体にとって最も豊富に存在するミネラルであり、骨や歯の健康に不可欠な役割を果たしています。
また、神経伝達、筋肉の収縮、血液凝固、酵素の活性化など、多くの生理機能にも関与しています。
1. カルシウムの主な機能
骨と歯の形成
体内のカルシウムの約99%が骨や歯に存在し、これらの構造を強化し、丈夫に保つ役割を果たします。
特に成長期や妊娠中、授乳中はカルシウムの必要量が増加します。
神経伝達
カルシウムは神経細胞間の信号伝達に不可欠です。
神経の興奮が筋肉や他の神経に伝わる際、カルシウムイオンが重要な役割を果たします。
筋肉の収縮
カルシウムは筋繊維の収縮に必要です。
筋肉が収縮する際、カルシウムが筋細胞内に流れ込むことで、アクチンとミオシンというタンパク質が相互作用し、筋収縮が起こります。
血液凝固
カルシウムは、血小板の機能を調整し、出血を止めるプロセスである血液凝固にも関与しています。
2. カルシウムの吸収と代謝
ビタミンDの役割
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する重要な栄養素です。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が低下し、骨密度の減少や骨軟化症を引き起こす可能性があります。
過剰摂取のリスク
カルシウムを過剰に摂取すると、高カルシウム血症を引き起こし、腎結石やカルシウムの沈着を引き起こす可能性があります。
4. カルシウムを豊富に含む食品
小魚: 骨ごと食べられる小魚(ししゃも、イワシの缶詰など)
豆類・豆製品: 豆腐、納豆、枝豆など
緑黄色野菜: 特に小松菜、ケール、ブロッコリーなど
ナッツ類: アーモンドやゴマ
5. カルシウムの欠乏症
骨粗鬆症
カルシウムの不足は、骨密度の低下を引き起こし、骨がもろくなる骨粗鬆症のリスクを高めます。
低カルシウム血症: 血中のカルシウム濃度が低くなると、手足の痙攣やけいれん、骨の痛みなどの症状が現れることがあります。
薬院駅徒歩8分平尾一丁目パーソナルジム代表トレーナーが解説するミネラルマグネシウム
1. マグネシウムの主な機能
酵素の活性化
マグネシウムは、300種類以上の酵素反応の補因子として働いています。
これらの酵素はエネルギーの生成、タンパク質の合成、DNAの修復などに関与しています。
エネルギー代謝
アデノシン三リン酸(ATP)、細胞内でエネルギーを運ぶ主要分子の安定化にマグネシウムが関与します。
ATPが正しく機能するためには、マグネシウムが必要なのです。
神経伝達と筋肉の収縮
マグネシウムは神経インパルスの伝達や筋肉の弛緩を助ける役割を果たします。
カルシウムが筋肉を収縮させるのに対し、マグネシウムは筋肉を弛緩させる作用があります。
骨の健康
マグネシウムは骨の構成成分であり、カルシウムとともに骨密度を維持するのに役立ちます。
体内のマグネシウムの約60%は骨に蓄えられています。
血糖値の調整
インスリンの働きを助け、血糖値の調整に関与しています。
2. マグネシウムの吸収と代謝
吸収のメカニズム
マグネシウムは小腸で吸収され、その吸収率は摂取量や体内のマグネシウム状態によって変動します。摂取したマグネシウムの約30~40%が吸収されますが、腸内環境や他の栄養素の存在が吸収に影響を与えることがあります。
3. マグネシウムを豊富に含む食品
ナッツ類: アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツなど
豆類: 黒豆、エダマメ、ひよこ豆などの豆類
全粒穀物: オートミール、玄米、全粒パンなどの全粒穀物
葉野菜: ほうれん草、ケール、ブロッコリーなどの濃い緑色の葉野菜も、良いマグネシウム源です。
魚介類: サバ、マグロ、サーモンなどの魚類
豆腐・納豆: 大豆製品は、マグネシウムが豊富です。
4. マグネシウムの欠乏症
マグネシウムが不足すると、筋肉の痙攣、倦怠感、不整脈、食欲不振、吐き気、手足のしびれなどの症状が現れることがあります。長期間の欠乏は、骨密度の低下や高血圧などのリスクを高める可能性があります。
リスク群: 糖尿病患者、アルコール依存症、腸の吸収障害がある人、特定の薬を長期間服用している人は、マグネシウム欠乏のリスクが高いです。
5. マグネシウムの健康効果
ストレス軽減: マグネシウムはリラクゼーションに役立つとされており、ストレス軽減や不安症の軽減に効果があるとされています。
心血管系の健康: マグネシウムは血圧の調整を助け、心臓病のリスクを低減する可能性があります。
血糖値の安定化: 2型糖尿病患者において、マグネシウムの摂取が血糖値の管理に役立つとされています。
マグネシウムは、全身の健康をサポートするために非常に重要な栄養素です。バランスの取れた食事を通じて、適切な量のマグネシウムを摂取することが重要であり、必要に応じてサプリメントを使用することも選択肢の一つとなりますが、過剰摂取には注意が必要です。
サービス紹介
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このコラムを書いた人
平尾のパーソナルトレーニングジム ブースフィット代表山路 達也
保有資格
- NESTA-PFT
- 全米エクササイズ&スポーツトレーナーズ協会
- 日本タイ古式マッサージ協会認定アドバンスセラピスト
- 日本ファンクショナルトレーニング協会認定トレーナー
- 柔道整復師 国家資格
指導歴
- 長崎ドリームFC(2011年〜)
- 海星高校ラグビー部(2011年〜2018年)
- 海星高校男子サッカー部(2015年)
- 長崎女子商業高校卓球部(2015年〜2019年)
- 長崎県女子ラグビー国体チーム(2018年)
- 諫早農業高校ラグビー部(2021年〜)
- 諫早農業高校野球部(2021年〜)
メッセージ
『一生モノの健康に寄り添うパートナーとして一緒にお客様の健康を創ります』
ブースフィットの事業理念に僕のトレーナー人生の全てが集約されています。
ボディメイクから始まったパーソナルトレーナー活動も様々な現場やお客様と触れ合う中で、ボディメイクのためのトレーニングが出来ないお客様が非常に多い。
肩こりがひどすぎて腕が上がらない、腰痛があってトレーニングが怖い…
そのようなお客様に対してどのようなサポートが出来るのか。
辿り着いた答えは“機能改善と健康づくり”
これらをトレーナーのエゴで進めるのではなく、お客様の生活環境などを踏まえて多角的にご提案します。
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