運動不足が招く病気5選~EPISODE2~

福岡市中央区平尾1丁目のパーソナルジムオーナーが解説する運動不足と病気の深い関係

こんにちは！
福岡市中央区平尾でパーソナルジムを運営している山路達也です！

前回より運動不足が招く病気5選ということで、糖尿病･心臓病･脳卒中とピックアップしました。

今回はその続編とその対策としての運動
あるいは運動以外で出来ることを書いてみたいと思います！

福岡市中央区平尾1丁目のパーソナルジムオーナーが解説する運動不足が招く病気
~悪性新生物･ガン~

そもそもがん（癌）は、専門的に悪性新生物と言います。
新生物という名の通り、生きている細胞なのですが体にとって良くないことをする悪性を持った細胞です。
悪性腫瘍と言ったりもします。

体のある部分の細胞が制御を失い、異常に速く無秩序に分裂し続ける病気、これを癌と言います。
この過剰な細胞増殖は、周囲の正常な組織を侵害し、正常な身体機能を阻害する可能性があります。
がん細胞はその起源の組織にとどまることもあれば（非浸潤性がん）、他の体の部位に広がることもあります（転移性がん）

運動不足が直接的にがんを引き起こすという証拠は限定的ですが、運動不足ががんのリスクを増加させる間接的な要因となることは広く認識されています。
定期的な身体活動は多くの健康効果をもたらし、特定のがんのリスクを低減することが科学的に示されています。
以下は、運動不足とがんリスクとの関連についてのいくつかの要点です。

肥満と体重増加
運動不足は肥満や体重増加につながることが多く、これががんリスクの増加に関連しています。
肥満は乳がん、大腸がん、子宮がん、膵臓がんなど、さまざまな種類のがんのリスクを高めることが知られています。

ホルモンのバランスの変化
運動はホルモンレベルに影響を与え、特にインスリン感受性の改善やエストロゲンの低下に寄与します。
これらのホルモンの異常は、特定のがんのリスクを増加させる可能性があります。

免疫系の機能改善
定期的な運動は免疫系の機能を高め、体ががん細胞をより効果的に認識して排除するのを助ける可能性があります。

炎症の減少
慢性炎症はがんのリスクを高める要因として知られており、運動は体内の炎症を減少させる効果があると考えられています。

【推奨される運動】
がん予防のために、世界保健機関（WHO）は週に最低150分の中強度の有酸素運動または週に75分の高強度の有酸素運動を推奨しています。また、週に数回の筋力トレーニングも推奨されています。

運動不足自体が直接がんを引き起こすわけではありませんが、運動不足による肥満、ホルモンバランスの変化、免疫機能の低下、慢性炎症などががんのリスクを増加させる可能性があります。
定期的な身体活動によりこれらのリスク要因を管理することで、がんの予防に寄与することができます。

福岡市中央区平尾1丁目のパーソナルジムオーナーが解説する運動不足が招く病気
~骨粗鬆症~

骨粗鬆症と運動不足の関係は、運動不足が骨密度の低下や骨の健康に悪影響を与える可能性があるため重要です。
以下に、運動不足が骨粗鬆症に与える影響と、適切な運動が骨の健康に与える利点について説明します。

骨密度の低下
定期的な運動がないと、骨密度が減少し、骨が脆弱になるリスクが高まります。

筋力の低下
運動不足は筋肉の弱体化を招き、骨を支える役割を果たす筋肉の力が低下します。

バランスの悪化
運動不足によりバランスが悪化すると、転倒や骨折のリスクが高まります。

カルシウムの吸収の低下
運動不足は、体内でカルシウムを効率的に吸収する能力を低下させる可能性があります。

【適切な運動が骨の健康に与える利点】
骨密度の増加
運動は骨に刺激を与え、骨密度を増加させることが知られています。

筋力とバランスの向上
運動は筋力とバランスを向上させ、転倒や骨折のリスクを減少させる効果があります。

カルシウムの吸収を促進
運動は体内でのカルシウムの吸収を促進し、骨の健康を維持します。

骨の形成を促進
運動は骨形成を促進する骨形成細胞（オステオブラスト）の活性化を促し、骨の健康を維持します。

したがって、定期的な適度な運動は骨粗鬆症の予防や管理に非常に重要です。特に重要なのは重量を持ち上げるような抵抗運動や重心移動を伴うバランス運動です。医師や専門家と相談しながら、適切な運動プログラムを設計しましょう。

平尾駅徒歩7分のパーソナルジムオーナーが語ってきた運動不足が招く病気5選
~まとめ~

ここまでいろいろと書いてきましたが、ここで挙げた糖尿病･心疾患･脳卒中･ガン･骨粗鬆症は現代で最もありふれた病気です。

また、癌･心疾患･脳血管疾患(脳卒中)は日本人の死因で最も多いもので、約50%がこの病気で命を落としています。
糖尿病はこれらの疾患の大元になる存在。
さらに骨粗鬆症が原因の大腿骨骨折は寝たきり要因の第1位。

要するに何が言いたいのかと言うと1週間のうち1~2回運動を行なうだけで、日本人が亡くなる要因の50%を防ぐ可能性があり、寝たきりを防ぐ可能性があります。

ただ現実、運動を行なう時間的な問題など難しい場合は徹底した食事管理が必要になります。

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このコラムを書いた人

平尾のパーソナルトレーニングジムブースフィット代表山路達也

保有資格

NESTA-PFT
全米エクササイズ＆スポーツトレーナーズ協会
日本タイ古式マッサージ協会認定アドバンスセラピスト
日本ファンクショナルトレーニング協会認定トレーナー
柔道整復師国家資格

指導歴

長崎ドリームFC(2011年〜)
海星高校ラグビー部(2011年〜2018年)
海星高校男子サッカー部(2015年)
長崎女子商業高校卓球部(2015年〜2019年)
長崎県女子ラグビー国体チーム(2018年)
諫早農業高校ラグビー部(2021年〜)
諫早農業高校野球部(2021年〜)

メッセージ

『一生モノの健康に寄り添うパートナーとして一緒にお客様の健康を創ります』
ブースフィットの事業理念に僕のトレーナー人生の全てが集約されています。
ボディメイクから始まったパーソナルトレーナー活動も様々な現場やお客様と触れ合う中で、ボディメイクのためのトレーニングが出来ないお客様が非常に多い。
肩こりがひどすぎて腕が上がらない、腰痛があってトレーニングが怖い…
そのようなお客様に対してどのようなサポートが出来るのか。

辿り着いた答えは“機能改善と健康づくり”

これらをトレーナーのエゴで進めるのではなく、お客様の生活環境などを踏まえて多角的にご提案します。

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