平尾1丁目パーソナルトレーナーが思うタイへの旅行、行くならお早めに
こんにちは!
福岡市中央区平尾1丁目、薬院駅・薬院大通り駅徒歩8分でタイ式整体&パーソナルジム代表トレーナーの山路達也です!
タイのことを熱く語ったここ最近のブログですが、それもこの回で千秋楽にしようかと思います。
さて、本日はタイトルにもそれなりインパクトがあるもの付けさせてもらいましたが、これは大袈裟でも何でもなくタイの歴史やいろんな情報を集めるうえでいつでも気軽に行けるような国ではないということがわかってきたわけです。
かなり悲観的な話をするとタイという国は正直いつ政情が不安定になって、外務省が渡航に際して注意勧告をするかわからないような国なんです。
実際に現在でもタイの一部地域は外務省が危険情報レベル3(渡航中止勧告)を出しています。
タイというのは近代史において非常に珍しい民主主義の体制を取っています。
政治体制はあくまでも立憲君主制
議会があって首相がいて各省庁の大臣がいて国王がいるという大して日本と変わらない体制です。
しかしご存知の方をいるかもしれませんが、タイは行政による政治が上手くいかなくなると軍が政治に介入します。
いわゆる軍事クーデターはタイではお決まりのパターンで1932年、絶対君主制から現在の立憲君主制の政治体制に変わって19回もクーデターが起きているというから驚きです。
この軍事クーデターもひと段落すると暫定議会を設置したり選挙を実施したりして、少しずつ民間に政治が移っていくのですが、そこで重要な役割を果たしてきたのが国王、特にラーマ9世です。
日本の天皇やイギリスの王室とは違い、タイの国王は国の象徴なんですけど結構政治に絡んできます。
それがこれまでは良い方向に働いていて、軍事クーデターもひと段落したころに“そろそろ良いではないか”と言う具合に国王がクーデターの肩を叩いて民主政治が復活するというのが定番の流れなのです。
日本の軍事クーデターと言えば二•二六事件や五•一五事件が有名で、これらの舞台となり時の首相を始め多数の人が亡くなった日本の総理公邸には幽霊が出るなんて話もありますよね…
タイではこれだけクーデターが日常化されてるので(されちゃいけないんでしょうけど笑)基本的に血が流れるような物騒さはありません。
とは言っても90年代の軍事クーデターでは民間人に負傷者が出る事態が発生し、その際に時の国王ラーマ9世は現政権と軍部双方のリーダーを呼び出し、双方正座させたうえで『お前たちの行動は本当にタイ国民のためになるのか』と強く釘を刺したとの話もあります。
平尾•薬院•高宮エリアのパーソナルジム代表が語るタイの歴史2016年プミポン国王の崩御…
上手い具合に政治との距離感を保ちつつ状況を見て適切になだめたり、リーダーシップを発揮したりとタイの政治や国家そのものに重要な役割を果たしてきたプミポン国王(ラーマ9世)が2016年に崩御されます。
上述のようなエピソードもありとても国民からの信頼が厚かったラーマ9世
その後を継いだラーマ10世ワチュラロンコーン国王にもそのような手腕を発揮できるのか注目されています。
がしかしラーマ10世は16年に起きたクーデターに乗じて国王の権限を強くするような憲法改正に署名したり、コロナ禍では愛人数十人や側近たちとドイツの私邸(?)ホテル(?)に籠ったりとすでにやりたい放題やっているようです。
そんな状況を見て当然国民の間でも不満が高まり、王室改革を求める声というのも大きくなっているようです。
ラーマ10世自身も危機感はあるようですが、1年近くタイの国内に留まってイメージの回復に費やすと“異例の長期滞在”などと言われてしまう始末。
実際にタイでは王室改革を求めるデモなども起きていて、政府や軍・警察が対応を誤ったり、王室支持派との間で争いが起これば一気に国の安定は失われます。
日本で皇室批判は強まったときと言えば一時期ワイドショーを賑わせた秋篠宮家と小室家の話題くらいで、直接天皇陛下を批判するようなことは極端に左よりの考えがないとしないのではないでしょうか。
もちろんタイでも王室を批判するというのは不敬罪に当たる可能性があり、逮捕・投獄の恐れもある大変危険な行為と言えますが、それが表立って行われているということはよほど不満が溜まっているのでしょう。
このような背景もありタイではいつまたクーデター、それも制御不能なクーデターが起こって国内が混乱するかわからない状況なんです。
もちろん今日明日何かが起こるような差し迫った状況ではありませんが、我々が思うタイの人々の大らかな一面だけではないのです。
BALという会社もタイでトレーナーに向けた解剖実習ツアーを組んでいますが、これもいつ、タイ国内の政情不安によって途絶えるのかわからない状況なのです。
タイに行ってみたいなぁと言う方はとにかく早めに渡航することをお勧めしてこのブログを終わりたいと思います。
サービス紹介
西鉄平尾のパーソナルジム ブースフィットではトレーニングとタイ古式整体を組み合わせ、運動不足の解消や腰痛・肩こり・頭痛・膝の痛みなど不調の改善をサポートします。薬院・高宮エリアからもアクセス良好。
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このコラムを書いた人
平尾のパーソナルトレーニングジム ブースフィット代表山路 達也
保有資格
- NESTA-PFT
- 全米エクササイズ&スポーツトレーナーズ協会
- 日本タイ古式マッサージ協会認定アドバンスセラピスト
- 日本ファンクショナルトレーニング協会認定トレーナー
- 柔道整復師 国家資格
指導歴
- 長崎ドリームFC(2011年〜)
- 海星高校ラグビー部(2011年〜2018年)
- 海星高校男子サッカー部(2015年)
- 長崎女子商業高校卓球部(2015年〜2019年)
- 長崎県女子ラグビー国体チーム(2018年)
- 諫早農業高校ラグビー部(2021年〜)
- 諫早農業高校野球部(2021年〜)
メッセージ
『一生モノの健康に寄り添うパートナーとして一緒にお客様の健康を創ります』
ブースフィットの事業理念に僕のトレーナー人生の全てが集約されています。
ボディメイクから始まったパーソナルトレーナー活動も様々な現場やお客様と触れ合う中で、ボディメイクのためのトレーニングが出来ないお客様が非常に多い。
肩こりがひどすぎて腕が上がらない、腰痛があってトレーニングが怖い…
そのようなお客様に対してどのようなサポートが出来るのか。
辿り着いた答えは“機能改善と健康づくり”
これらをトレーナーのエゴで進めるのではなく、お客様の生活環境などを踏まえて多角的にご提案します。
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