平尾駅徒歩7分、薬院駅徒歩8分タイ古式マッサージ&パーソナルジム代表が解説する糖尿病に対して今からできる予防法
【運動の効果とその重要性】
現代社会では糖尿病は生活習慣病の代表格として、多くの人々にとって身近な脅威となっています。
糖尿病予防において運動が果たす役割は非常に大きいものですが、具体的にどのような運動が効果的で、なぜ必要なのかについて深く理解している人は意外と少ないのではないでしょうか！
今回は糖尿病の基礎知識と、その怖さ、さらに運動を取り入れた予防法についてお伝えします。
糖尿病とは？基礎知識を理解しよう
糖尿病は、血液中の糖（血糖）が慢性的に高い状態が続く病気です。
これは、インスリンと呼ばれるホルモンが十分に分泌されない、またはその作用が弱まることが原因です。
糖尿病は主に以下の2つのタイプに分かれます。
【1型糖尿病】
自己免疫疾患の一種で、インスリンを分泌する膵臓の細胞が破壊されることで発症します。
主に若年層で見られることが多いです。
【2型糖尿病】
遺伝的要因に加え、肥満や運動不足、不適切な食生活などの生活習慣が原因で起こります。
成人の糖尿病のほとんどがこのタイプでして、ひと昔前までは成人病と言われていましたが、生活習慣が原因となることから現在は生活習慣病と言われています。
平尾･高宮･薬院エリアのパーソナルジム代表が徹底解説する糖尿病の本当に怖いところ
糖尿病の怖いところはなに？
と聞かれてしっかりと答えが返ってくるのは一般的なトレーナーでも多くはありません。
何故なら
糖尿病が原因で命を落とすことはない
からです。
糖尿病そのものは初期段階では自覚症状がほとんどありません。
多くの専門家はこの点を糖尿病の怖い所として挙げますが、本当に怖いのはこのあとの合併症が厄介な点です。
そして糖尿病は適切な治療を怠ると次第に全身の血管や神経に深刻なダメージを与えます。
以下の合併症がその典型例です。
糖尿病性網膜症：失明の原因となります。
糖尿病性腎症：腎不全に進行し、人工透析が必要になります。
糖尿病性神経障害：しびれや痛み、感覚麻痺を引き起こし、感染症にかかりやすくなります。
最終的には四肢を切断することになります。
さらに、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
これらの合併症は生活の質を著しく低下させ、最悪の場合、命に関わることもあります。
糖尿病ってどうなるの？
と聞かれると
死にはしないけど、目が見えなくなり、人工透析が必要になり、手足が無くなる病気
というのが適切な言い方です。
最近話題に上がったのは元プロ野球選手の佐野慈紀さん
現役時代は近鉄バファローズで活躍して『ぴっかり投法』として頭髪の薄さをキャラクター化したユニークな選手でした。
佐野さんは引退後も『サントリードリームマッチ』などに出場し、中日や西武などで活躍した和田選手･巨人や中日で活躍した小田選手らとともに掛け合う姿をいちファンとして楽しませてもらっていましたが、昨年少年野球の始球式に登場した佐野さんの右腕は……
この原因は糖尿病だったようで、現在は佐野さん自身もそのような病気の啓蒙活動を行っています。
改めて怖い病気だなと感じた次第でした……
平尾･薬院･高宮エリアのタイ古式マッサージ&パーソナルジム代表が解説する糖尿病予防に必要な運動の重要性
糖尿病予防の第一歩は、生活習慣を見直すことです。
その中でも、運動は最も効果的な方法の一つとされています。
運動のメリットを具体的に見ていきましょう。
インスリン感受性の向上
定期的な運動は、筋肉細胞が血糖を効率よく取り込む能力を高めます。
これにより、血糖値が安定しやすくなります。
肥満の予防・解消
肥満は2型糖尿病の最大のリスク要因の一つです。
運動は体脂肪を燃焼させるだけでなく、筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げ、体重管理をサポートします。
心血管機能の向上
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、心臓や血管の健康を保ち、糖尿病の合併症リスクを低減します。
【効果的な運動方法について】
糖尿病予防のためには、以下の2種類の運動を組み合わせるのが理想的です。
有酸素運動
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など。
心拍数を適度に上げながら30分程度行うことを目安にしましょう。
週に150分以上が推奨されています。
筋力トレーニング
筋肉量が増えると、エネルギー消費が増加し、血糖値のコントロールがしやすくなります。
ダンベルや自重トレーニングを週2～3回取り入れることがおすすめです。
日常生活でできる簡単な工夫
運動のためにジムに通う時間が取れない方でも、日常生活に小さな工夫を加えるだけで大きな効果を得ることができます。
エレベーターではなく階段を使う。
通勤時に一駅分多く歩く。
座りっぱなしを避け、1時間ごとに立ち上がって軽いストレッチを行う。
これらの活動も立派な運動となり、血糖値のコントロールに役立ちます。
まとめ：運動は最強の予防薬
糖尿病は予防可能な病気です。そしてその予防において、運動は「最強の薬」といえるほどの力を持っています。
今日からできることを少しずつ始めてみませんか？
たとえ小さな一歩でも、それが未来の健康につながります。
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サービス紹介
西鉄平尾のパーソナルジム ブースフィットではトレーニングとタイ古式整体を組み合わせ、運動不足の解消や腰痛・肩こり・頭痛・膝の痛みなど不調の改善をサポートします。薬院・高宮エリアからもアクセス良好。
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このコラムを書いた人
平尾のパーソナルトレーニングジム ブースフィット代表山路 達也
保有資格
- NESTA-PFT
- 全米エクササイズ＆スポーツトレーナーズ協会
- 日本タイ古式マッサージ協会認定アドバンスセラピスト
- 日本ファンクショナルトレーニング協会認定トレーナー
- 柔道整復師 国家資格
指導歴
- 長崎ドリームFC(2011年〜)
- 海星高校ラグビー部(2011年〜2018年)
- 海星高校男子サッカー部(2015年)
- 長崎女子商業高校卓球部(2015年〜2019年)
- 長崎県女子ラグビー国体チーム(2018年)
- 諫早農業高校ラグビー部(2021年〜)
- 諫早農業高校野球部(2021年〜)
メッセージ
『一生モノの健康に寄り添うパートナーとして一緒にお客様の健康を創ります』
ブースフィットの事業理念に僕のトレーナー人生の全てが集約されています。
ボディメイクから始まったパーソナルトレーナー活動も様々な現場やお客様と触れ合う中で、ボディメイクのためのトレーニングが出来ないお客様が非常に多い。
肩こりがひどすぎて腕が上がらない、腰痛があってトレーニングが怖い…
そのようなお客様に対してどのようなサポートが出来るのか。
辿り着いた答えは“機能改善と健康づくり”
これらをトレーナーのエゴで進めるのではなく、お客様の生活環境などを踏まえて多角的にご提案します。
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